炭について

オガ炭四角

オガ炭とは、オガ屑を接着剤も何も加えないで固めて造った、人工の木の棒(オガライト)を天然の木炭と同じように窯に入れて炭にしたものです。
炭火焼肉店などでよく見かける、四角形や六角形の中心に穴の開いた炭が「オガ炭」です。天然の炭と違うところは、原料が人工の木か、天然の木かという違いだけで、比較的安価で経済的な上に、火力や火持ちも天然炭に見劣りする物ではありません。
特に国産の最高級オガ炭は紀州備長炭にも匹敵する品質といわれています。
また利点として、太さが均一である、爆跳しない、ことも特徴です。

▼ オガ炭の製造過程を見る ▼

備長炭

備長炭とは、樫の木を原木として硬度(三浦式)15度以上の白炭を備長炭と呼び、炭の中では火持ちが一番いいです。
長時間安定し、一定の火力を保つのが特徴です。
温度の調整がしやすいので、うちわで扇いだりして、微妙な火力の調整も可能です。
焼鳥などの串焼き、うなぎの蒲焼、焼肉などに最適です。
ただ、欠点としては全体に火がつくまで、長い時間がかかります。

▼ 備長炭の製造過程を見る ▼

オガ備長炭の火起こしについて